しごと

 

「しごと」

1.なすこと。するわざ。職業。

2.はりしごと。裁縫。

広辞苑

岩波書店:昭和39年の広辞苑のことばです。

手持ちのもう一冊の辞書、1995年発行の学研の現代国語辞典には、『1.[しなければならない務めとして]すること。また、職業。職務。』とあります。

時代が変りことばの意味が変わっても、魅力的なしごとには今も心惹かれます。

そんなしごとに出会うと、つくり手を知りたくなります。

そのひとのしごとを自分の眼で確かめ、自分の耳でそのひとのことばを聴きたくなるのです。

ひと目見て憧れ、溜息をつき、はれの日を想う、美しいしごと。

長い時と技の重みを受継ぎ、己を磨きつづける職人の、終りのないまっすぐなしごと。

せわしない日々の流れにこぼれ落ちていくものたちを、必死にすくい取り、形に刻みつけようとするしごと。

移り変わる時代を柔軟に受け入れ、大切なものを守りながらも新しいものに挑戦するしごと。

そんな正しいしごとは迷う足元を導き、明日への力を与えてくれます。

 

あらためてこの出会いに、いただいた多くのことばに、感謝を。

この国のしごとびとたちに、心からのエールを。

 

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