造園業のよもやま話
その2 「スカート」と「ズボン」。。。2003/5/23
もうかなり前のことになってしまいましたが、私は以前、年の半分ほど公共工事をしている造園会社に籍を置いていたことがありました。この会社には、アルバイト(おばさんだからパートかな)期間も含めて2年弱ほどしかいませんでしたが、その会社で私はいわゆる「事務員」をしていました。
アルバイト…で入った時は公共工事の手伝いで、寒い寒い北風が吹く広い広い作りかけのサッカー場を(今のアルウインです)、ひたすら歩いて木の寸法を測り、番号札をぶら下げる というものでした。正式採用になってからは、それまで社長が一人でやっていた事務の雑用、役所や顧客廻りの営業、簡単な経理などの事務的な仕事が多くなってきました。
…そんな、ある日のことです。珍しく、くつろいでいた社長が唐突に
「おうおめぇ、スカート買わんきゃいけねえよなぁ」などと言い出すではないですか。私の職場服は、薄い暗い緑色の、会社の名入りの作業服(○ークマンなんかで良く見るあれ)です。大きいポッケがついていて、便利なのですが伸縮性がなく、現場へ出る職人さんは殆ど着ていませんでした。
この会社はそれまで女性の事務員は雇ったことが無く、制服と言えるものは作業着しかありません。
初めての女性オバサンである私は、あまりにも思いがけない展開に後ずさりしながら
「なんでいきなりスカートなんですか。これでいいじゃないですか」と言うと、「いやー やっぱり営業行くにはズボンよりスカートだよなあ」と社長。
「そりゃいいですけどね、いざって言う時どうするんです?ズボンの着替え持って歩くんですか」
そりゃ、会社の事務員がスカートスーツで営業に来た方が、オトコだかオンナだかわからない作業着よりも、きちんとして見えるし営業にもいい(?)でしょうけれど。
「そうなんだよなあ いざっていう時がなあ…じゃそれでいいか、おまえ?」
こわいのがこの「いざという時」てすが いざ、がしょっちゅうあるから困るのです。
「いいも何も私はスカートでトラックに乗るのは嫌です」
いざという時は事務員だって現場に出る。測量に行ったら現場はぬかるんで泥だらけ、普通免許があるんだから3tユニックだってダンプだって運転させられる(自分で言うのもなんですが私は車の運転は得意ではありません)。少なくとも、当時の会社の事情はそんな感じでした。スカートなんてとんでもない!
そんなわけで、このとっぴょうしもない社長の思いつきは無事、却下されました。
その数日後。
とある造園会社の集まりに、大手造園会社O社の事務嬢である、かわいくて美人のAちゃんがいました。紺のスカートスーツが小柄でスリムな彼女によく似合っていました。
…なぜか少し、悲しくなった私でした。
もうかなり前のことになってしまいましたが、私は以前、年の半分ほど公共工事をしている造園会社に籍を置いていたことがありました。この会社には、アルバイト(おばさんだからパートかな)期間も含めて2年弱ほどしかいませんでしたが、その会社で私はいわゆる「事務員」をしていました。
アルバイト…で入った時は公共工事の手伝いで、寒い寒い北風が吹く広い広い作りかけのサッカー場を(今のアルウインです)、ひたすら歩いて木の寸法を測り、番号札をぶら下げる というものでした。正式採用になってからは、それまで社長が一人でやっていた事務の雑用、役所や顧客廻りの営業、簡単な経理などの事務的な仕事が多くなってきました。
…そんな、ある日のことです。珍しく、くつろいでいた社長が唐突に
「おうおめぇ、スカート買わんきゃいけねえよなぁ」などと言い出すではないですか。私の職場服は、薄い暗い緑色の、会社の名入りの作業服(○ークマンなんかで良く見るあれ)です。大きいポッケがついていて、便利なのですが伸縮性がなく、現場へ出る職人さんは殆ど着ていませんでした。
この会社はそれまで女性の事務員は雇ったことが無く、制服と言えるものは作業着しかありません。
初めての
「なんでいきなりスカートなんですか。これでいいじゃないですか」と言うと、「いやー やっぱり営業行くにはズボンよりスカートだよなあ」と社長。
「そりゃいいですけどね、いざって言う時どうするんです?ズボンの着替え持って歩くんですか」
そりゃ、会社の事務員がスカートスーツで営業に来た方が、オトコだかオンナだかわからない作業着よりも、きちんとして見えるし営業にもいい(?)でしょうけれど。
「そうなんだよなあ いざっていう時がなあ…じゃそれでいいか、おまえ?」
こわいのがこの「いざという時」てすが いざ、がしょっちゅうあるから困るのです。
「いいも何も私はスカートでトラックに乗るのは嫌です」
いざという時は事務員だって現場に出る。測量に行ったら現場はぬかるんで泥だらけ、普通免許があるんだから3tユニックだってダンプだって運転させられる(自分で言うのもなんですが私は車の運転は得意ではありません)。少なくとも、当時の会社の事情はそんな感じでした。スカートなんてとんでもない!
そんなわけで、このとっぴょうしもない社長の思いつきは無事、却下されました。
その数日後。
とある造園会社の集まりに、大手造園会社O社の事務嬢である、かわいくて美人のAちゃんがいました。紺のスカートスーツが小柄でスリムな彼女によく似合っていました。
…なぜか少し、悲しくなった私でした。

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この改行が大事だったりする→
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