〜テーマで分けられた庭〜

S邸〜いくつもの顔を持つ庭 庭の写真集

バラを愛でる庭

◆設計・施工 (株)奨樹園/設計協力 工房ジネン


施工前のバラ花壇の様子。
コブシの木は一枝を残し枯れかけています。



このスペースをバラ花壇に作りかえます。

ラベンダーは元気なものを周りに広げて植えなおし、
枯れたコブシを撤去、ドウダンは山野草のスペースへ移動します。

下左の写真にある、東隅のコニファーをこの場所にすべて移植し
色とりどりのバラの緑の背景になっていただくことに。

半ば土に埋もれたレッドロック(火山岩の輸入石)は土とふるいわけ、
集めて防草シートを敷き込んだ周辺に敷き直します。

なんにせよ、一度作った庭のやりかえは手間がかかるものです。

施工前の様子。
敷地東隅のコニファーとグラス、シャクナゲの植え込みです。

舗装の間の芝桜もあまり調子が良くないので移植し、
バラ花壇にする予定の場所の縁取りにある
リュウノヒゲをこちらに移植します。


施工中(洗いを残し完了)の様子。

←ここは見た目もよくまとまりもあり、
少し花物を足せばなかなかのスペースでしたが、
残念なことにこのゲスト用の駐車スペースは
よほどの事がないと使われることもなく、
家人も、来客も目の届かない場所です。

それがもったいないのでこの場所の木や草はすべて移植して、
あえてこの場所は手をつけず敷き均して空けておくことに。
いただいたり、増えたりした山野草の苗を仮植えする場所にしても良いかも知れません。



S婦人がご用意したバラの苗を植える職人さん。
全身白ずくめの衣装が格好良い方でした。

移植したコニファーだけでは背景が埋まらないため、
エレガンティシマを3本補植しました


完工後の冬の様子。
バラには乾燥防止のための敷き藁をしてあります



平成18年8月のバラ花壇の様子。
バニラ・ママと一緒に、S婦人のバラを拝見。

移植したコニファーもみな、大きくなりました。
風通しもよく、バラ花壇にあるためか水も、肥料も足りていて
葉も美しく、活き活きしています。


コニファーは案外、水と肥料が好きな木です。
風通しが良いせいか、中心に枯れた葉も見えません。

風に吹き飛ばされ、自然に落ちてくれているのでしょう。



移植したコニファー「ゴールドライダー」も元気。
真っ赤なバラとのコントラストが美しい



鮮やかな赤いバラ



こちらのバラの背景は「エレガンティシマ」








大きなバラ花壇の縁取りに移植したラベンダーが花盛り。
ミツバチがたくさん飛び交い、
花柄を摘んでいるととてもよい香りがします






清楚な白いバラ



多花性の黄色いフロリバンダ(名前は不明)と、
紫のラベンダーの組み合わせもキレイ



花を見ながら、ついつい手が動くバニラ・ママ
S婦人と一緒に花がらを摘みます。
バラ仲間は、いつでも嬉しい助っ人です




緑の深くなった夏の葉色に
赤いバラが映える




冬季の強剪定の様子


バラのことを聞くなら、バラを育てている人に。
と、言う私の逃げ腰の提案により、
バニラ・ママがS婦人のバラの冬剪定のご指南役に。

雪が積もった2月の半ば、S婦人と一緒に冬の管理をしています。

あまり神経質にならなくても、大丈夫よ、
という大らかなママの言葉に安心されるS婦人。

毎年美しい花を咲かせ、樹形を維持するために
この冬剪定は欠かせません。

枝をよく見ながら良い芽を探し、
来年の春に出る枝を思い浮かべながら
一枝一枝、剪定鋏を入れていきます。


この剪定のお陰で、
S婦人のバラの花壇には美しい花が咲きました。




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