山の小路 (柿其渓谷) 長野県木曽郡



春の雨が降る3月の終わり、
春雨の間を縫っていいお天気のある日
渓谷沿いの遊歩道を歩く




駐車場脇には、清水があって簡単な竹の水道から
ちょろちょろときれいな水が出ている。

竹の朽ち具合からすると、もう何年も使用している様子だが
それも周りの景色と相まってこのシンプルさが美しい。


やっぱり、竹はいいなあ。





その清水の周りに、たくさんのショウジョウバカマがあった。
山道を歩いていると湿った岩盤によくこれが取り付いているのだが、
山で花を見たのは初めてだ。

暗くて湿ったところが好きなのかと思っていたけれど、
ここはよく日が当たる場所。
花をつけるには ある程度の日当たりがいるのかな?





さて、行こう。




駐車場から1、2分歩くと吊橋を渡る
注意書きは 「一度に5人まで!」




秋はさぞきれいだろう



とても歩きやすい石畳の道をゆく




ところどころに木の道も。
まだ少し雪が残っていて、木の上は滑りやすい。
冬の間に痛んでしまったところがあり、ちょっと怖い



頭をぶつけないように…


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木曽の渓谷は本当に美しい。

さらされて白くなった巨石と、
底まで見通せるほど透明度が高い川の水の
ブルーのコントラストに、思わずため息が出る。



滝からの流れに、早春の日の光に
川面がゆらめく





路が、巨岩が迫る淵の横に入ると
急にひんやりとした空気が体をつつむ。

滝の音が近くに聞こえる




淵を過ぎると、石の路は鉄パイプと木の板の階段に変わる。
急な階段の木の踏み板は濡れていて滑りやすく、
鉄パイプの手すりにしがみつきながら長い階段を登ってゆく




岩山を超えると滝が見える。
階段は丸太の手すりになり、
片手で握れないので濡れた足場と相まってますます怖い。
滝の手前で路は途切れていて
踊り場の下を見るとどうも路が痛んで落ちているらしい。

たぶん、シーズンまでには直すのだろうが
歩けるところも所々 踏み板は傷んでいて
すべる木の柵につかまりながらおっかなびっくり写真を撮る。

渓谷までの高さは目算で約4、50メートルくらいか…



山道を舗装するとき、何を使うかは
管理する人間が決めることだけれど
この路は石が上手に使われていて
まるで古い時代の街道を歩くような気分に浸ることができる。



目地にはモルタルの跡があるが
苔が乗り、石と同化している。





路の途中の木立の中に
さりげなく据えられた石のベンチとテーブル。

まるで何百年も前からあったかのように見えるが
モルタルを使って天板を乗せてありれっきとした現代のものだ




まるで、岩を切り通して作ったかのような石段




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